ドラムレッスン(drumlessons)
Rainbow レインボー “Kill The King” キル・ザ・キングの叩き方について解説したいと思います。
まずスローテンポでのデモ演奏をご覧ください。
slowly played drum cover.
この曲は元Deep Purple(ディープ・パープル)のスーパーギタリストRitchie Blackmore(リッチー・ブラックモア)率いるRainbow(レインボー)の名曲ですね。
BPM240とテンポがとても速くドラマーCozy Powell(コージー・パウエル)のツインバスドラム連打がドラムの存在感を際立たせているように思います。
ツインバスドラムの入門曲的な感じですね。
私の主観になりますがこの曲のポイントをお伝えしたいと思います。
まず全体を通してツインバスドラム操作時の動作かと思います。
（※デモ映像ではツインバスドラムではなくシングルバスドラムをツインペダルで演奏しています。）
楽譜１
ツインバスドラムを始めたばかりの方は左足の動作に違和感を覚えるのではないでしょうか？（※右利きの場合）
シングルバスドラムをシングルペダルで演奏する場合、人にもよりますが左足はテンポキープなどのためにオモテ拍（４分音符）で空踏みをしたりします。
ところがツインバスドラムの連打では音を出すタイミングが右足はオモテ拍、左足はウラ拍になります。
つまり左足はウラ拍で音を出すための予備動作としてオモテ拍では足が上がった状態になります。
また、左手のスネアドラムを叩くタイミングがオモテ拍になるため左手は上から下へ振り下ろす動作に対して
左足は下から上へ上がる動作となり左手足の動きが逆になってしまうのです。（※楽譜参照）
同じ手足で同じ方向への動作は比較的やりやすいのですが、この動作が逆になってしまうところに違和感を感じるかと思います。
この２拍４拍の位置で、左足を上へ持ち上げることをしっかりと意識して練習してみてください。
Bメロ(0:42~,1:23~)の2小節目から一瞬ツインバスドラム連打のリズムパターンが出てくるのですが
この時、シングルバスドラムの操作からツインバスドラムの操作へ移るときに身体のバランスを崩しやすく思います。
シングルバスドラムの操作時はハイハット側の足で身体を支えられるのですがツインバスドラム操作時は両足が浮き上がります。
このときに上半身が不安定になりやすいと思います。
イスの上にお尻をしっかり乗せて上半身の状態を安定させることを意識すると良いかと思います。
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クラッシュシンバルのサスティーンの長さに気を付けましょう。
テンポの速い曲なのでサスティーンを聴きすぎるとテンポが落ちてしまいます。
私個人的には逆に少し突っ込み気味で叩いた方がスピード感が出る気がしますが…
メトロノームを使ってこのパートは練習してタイミングを感じてください。
ギターソロ(2:07~)の4,8,12小節目に1拍半でスネアとクラッシュシンバルを両手で叩くアクセントが入ります。
この時、2打目のアクセントは左足でバスドラムを踏んでいるためバランスを崩しやすい箇所です。
右利きの方は右足が手につられてしまったりすることがありますので気を付けてください。
ギターソロ後半(2:21~)のユニゾンフレーズのところはバスドラムの連打に対して手は1拍ウラからタムを叩き出します。
ここではバスドラムの足順に合わせて同じく左手からタムを叩いた方が叩きやすいと思います。
同じ手足を連動させるイメージですね。
最後にエンディングパート(4:18~)ですがここは8分の12拍子になります。
テンポが遅くなる感じですので他の楽器をよく聴いて3連符のスネアドラムを叩くように注意してください。
では練習頑張ってください！
Enjoy Drums♪
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