ドラムレッスン(drumlessons)
スキマスイッチ “全力少年” (zenryokushounen)
slowly played drum cover.
今回はスキマスイッチ ”全力少年”をスローテンポで演奏しました。
私の主観で実際に演奏してポイントになる箇所をお伝えしたいと思います。
この曲はシンコペーションというリズムが頻繁に出てきます。
シンコペーションパートでクラッシュシンバルを叩く時はテンポが乱れやすくなるので注意したいところですね。
最初にメインのリズムパターンについて解説します。
軽快な8ビートのリズムパターンでハイハットを8分音符で刻みスネアドラムを2,4拍目に叩きます。
1小節目4拍ウラと2小節目1拍ウラで踏むバスドラムに注目して頂きたいのですがこの場所がシンコペーションとなっています。
他の楽器の音を聞いて頂くと分かりやすいと思います。
ここではほぼすべての楽器の演奏が合っています。
Bメロなどで、このパターンの一つ目の赤丸バスドラムでハイハットのオープン&クローズやクラッシュシンバルを叩くリズムパターンが出てきます。
バスドラムのパターンは変わらずに右手で叩く楽器が変わるわけです。
次にBメロ中盤(1:04~、2:02~)からのパターンです。
1小節目4拍ウラから連続してウラ打ちが続きます。
ここで先ほどお話したシンコペーションです。
1小節目4拍ウラでクラッシュシンバルを叩くのでタイで表記してあります。
ですので2小節目1拍アタマのクラッシュシンバルは叩かず音が伸びます。
この時、次のスネアドラムを叩く半拍前に8分音符のバスドラムを踏むのですがこのバスドラムで伸びた音のタイムキープを意識すると良いと思います。
2小節目2拍ウラのハイハットのオープン&クローズでも同様に次のスネアドラムの直前のバスドラムを踏むのですがオープンの音を8分音符一つでクローズして止めるので音の長さはわかりやすいと思います。
続くサビ(1:14~、2:11~)の冒頭のパターンではドラムはシンコペーションを入れずに叩きます。
ここでは2拍目のスネアドラムに16分音符最後の音が入ります。
この16分音符のスネアドラムが重くならないように気を付けましょう。
軽快さを意識して気持ち突っ込み気味で叩いても良いと思ます。
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続いてサビ終わり(1:36~、2:36~、3:30~)のリズムパターンです。
ここはBメロ中盤のパターン同様にシンコペーションが続くのですがシンコペーション後にバスドラムを叩きません。
そのためクラッシュシンバルの音の長さが感じにくくなりテンポが速くなったり遅くなったりしやすい箇所です。
初心者の方の場合、次の続くクラッシュシンバルを突っ込んで叩いてしまい走ることが多いように感じます。
このパートは手数が少ない分、メトロノームを使って音の長さを確認しながら練習することをおススメします。
ストリングス間奏終わり(2:48~)のリズムパターンですが
ここでも2拍おきにシンコペーションが入ります。
シンコペーションでクラッシュシンバルを叩くのですが2小節め4拍アタマと3小節目2拍アタマでスネアドラムの16分音符2連打が入ります。
ここでは手数が増えるのでテンポが遅くなりやすいポイントです。
バスドラムは楽譜のようにウラ打ちが続きますので手数につられないようにしっかりとテンポキープしてください。
シンコペーションが多く、クラッシュシンバルを叩いて音を伸ばす場合とハイハットのオープン&クローズで音を止める場合がありますがどちらもバスドラムは同じパターンのことが多いので手の動作につられることなく足でしっかりテンポキープしてウラ打ちを踏んでください。
しつこいようですがシンコペーションの練習はメトロノームを使ったほうが音の長さを確認するのに効果的です。遅いテンポから感覚をつかんでいってください。
ドラムの音が聴きにくいようでしたらドラム音源だけの映像もございますのでそちらもご覧ください。
難しく感じるようでしたら手数と足数を減らしたかんたん演奏バージョンがございますの宜しければご覧ください。
では練習頑張ってください!Enjoy Drums♪
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